9月9日(日)、第2回フラワーエッセンス未来会議in大阪を開催しました。
今回のゲストスピーカー平幸子さんは、ELSの上級講座の受講生です。
名古屋市内にある、れんげ訪問看護ステーションの主任をしていらっしゃいます。
これまで、訪問看護の現場で長年働いてこられた平さんは、いわば「看取りのプロ」。
「死に方=生き方」であり、人の死には亡くなる方の価値観や意思が如実に反映されるものだということを、様々な事例を交えてお話しくださいました。
温かさや笑いや感謝に満ちた看取りの現場の様子をうかがううちに、死への恐ろしく、暗く、辛いイメージが薄らいでいきました。
そして、安らかで尊厳に満ちた死は、残されたご家族が充足感や達成感をもってこれから生きていく力にもなるものだということも伝わってきました。
平さんは、死を遠ざけずに日頃から考え、身近な人と共有しておくことが大切であり、それが十分に生き切って死んでいくことにつながると話してくださいました。
平さんのお話に続いて、ワールドカフェ形式で、3ラウンドのダイアログを行いました。
各ラウンドの問いは、
「どのように死にたいか」
「どのように生きたいか」
「そのように生きるためには、どんなフラワーエッセンスが必要か」
誰かと死について語るとき、こんなに自然に、明るく、時に笑いながら話すことは初めてでした。
ラウンドを重ねるうちに、この人生を生き切ることとその先にある死が繋がっていきました。
フラワーエッセンスには、死への移行、亡くなった方との絆、老い、人生から得る洞察などをテーマとしたエッセンスがあります。
死を見据え、本質に沿って人生を全うすることをフラワーエッセンスが様々な角度からサポ―トしてくれることを感じました。
次回の未来会議in大阪は、日程が決まりましたらHP、ブログでお知らせいたします。
箭内晴子