前回に引き続き、セリ科の近縁種の開花情報です。
《クイーンアンズレース》
セリ科ニンジン属 〈別名〉ワイルドキャロット
〈和名〉ノラニンジン(野良人参)
(園芸品種)
「アン王女のレース」と北米では呼ばれています。
ヨーロッパ原産の二年草で、1.6mくらいに育ちます。
5花弁、雄しべ5本で、外側の花が大きめになります。
セリ科の花の受粉に手を貸すアカスジカメムシ。
セリ科の花で生きています。
(受粉に手を貸すカメムシ)
受粉後の果実の成熟途中は鳥の巣のようになります。
FESのフラワーエッセンスハンドブックの写真をよく見てください。
白い花の真ん中にに黒い点があります。
あれは黒っぽい紫の花です。
なぜ中央だけ色が付くのかは未だ解明されていません。
一つに、虫の擬態をとり、引き寄せる為と言う説もあります。
FESインテンシブセミナーでは、真ん中の花はサードアイ(第6チャクラ)を象徴しているとの解説がありました。
クイーンアンズレースのフンワリした花を見ていると、心が穏やかになり現実を忘れているようです。
植物観察担当 佐々木
《追記》
*クイーンアンズレースは、家に持ち込むと母親が死ぬと言う迷信があり、
"mother die"とも言われます。
*種からは精油、花はフリッターにし、葉は乾燥粉末のシーズニングでと食べられるようですが、毒性もあるとされています。
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