6月のフラワーエッセンスの花 開花情報 その4

”母性”に関わるエッセンス、2つを紹介します。

 

《チコリー》

キク科キクニガナ属

〈和名〉キクニガナ(菊苦菜)

高さ60〜150cmになります。

 

バックフラワーエッセンスの花が咲いていました!

美しい青!

瑞々しい青い花びらが輝いています。

 

場所は四季彩の丘の、丘の向こう。余り人が行かない場所です。

横に倒れたままでも咲いていました。

 

柔毛に覆われ、茎はどこか固そうで乾いた印象を受けました。(遠くて触れませんでした。)

 

花は夕方にはしぼむと書いてありましたが、16時前でこの状態でした。

4日後は15時過ぎでしぼんでいました。

 

ちなみに、隣にアンジェリカの近縁種が高く伸びていました。

 

 

《ポメグラネイト》

〈和名〉ザクロ(柘榴)

ミソハギ科ザクロ属

 

ポメグラネイトの意味は「粒の多いりんご」です。

 

今のチェニジア原産(カルタゴ)で、日本には中国から923年に入りました。

江戸時代では庭木や盆栽として栽培される、古典園芸植物のひとつです。

(雄花と思われます)

 

明るい赤のポッテリした花の姿に、やさしさと積極性を感じます。

 

花弁は6枚。

少し下向きに咲いています。

たくさんの雄花に囲まれる少ない雌花。

 

"名誉園長の気まぐれ散歩"に参加しました。

テーマは『フェノロジー(生物季節学)』『開花のフェノロジー』について。

様々な樹木を解説された中にザクロの木もありました。

 

実はポメグラネイトは、雌花の数が少なく、実がつく確率が少ないとのことです。

お腹が大きくなって、まるで子を孕んでいる母のようです。

 

大広場には数本のザクロの木が赤い花をつけ、実もつけています。

 

植物観察担当 佐々木