スプリングエフェメラルの代表的な花のカタクリ(写真1~3)は、
FESフラワーエッセンスのフォーンリリーの近縁種にあたります。
カタクリは日本固有種
学名 (Erythronium japonicum)
学名のErythroniumはギリシャ語で赤い花を表します。
フォーンリリー(Erythronium purpurascens エリスロニウム プルプラシアンス)
カリフォルニアに分布するユリ科の花です。
山野草で高さは20cmほど。花は1〜6つ付きます。
色は白から開花が終わるころには紫に変化し、雄しべと花の中央は黄色です。
松林などの半陰影で湿った土を好むようです。
カタクリの寿命は40年〜50年。7、8年の間養分を蓄え、それから花を咲かせます。
繁殖は蜂による受粉と蟻による種の移動です。
フォーンリリーとカタクリは、育つ環境も異なりますが、花の数、色も見た目の印象が大きく違います。
花の形や葉には共通点が見られます。
カタクリは多くの都道府県で絶滅危惧種指定になっています。
植物観察担当:佐々木
スプリング・エフェメラル(前編)(後編1)(後編2)は、各タイトルをクリックしてご覧ください。
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