3月の京都府立植物園④~可憐な花たち~

佐々木さんからの3月の花便り、今回は可憐な花たちです。

(3月の京都府立植物園②~木の花~③~ヤナギ~、は各タイトルをクリックしてご覧ください。)

 

クロッカスの花は数日で閉じます。

3月12日、クロッカス畑は春らしいウキウキする光景でした(写真1)。

8日後にはなくなり、ポピー(写真2)やアブラナ科と思われるピンクの花(マスタードと葉が似ています)が咲いていました(写真3)。

 

四季彩の丘ではシクラメンコウム(シクラメンの原種)の小さな花が斜面に群生していました(写真4)。

 

 

植物生態園は、フクジュソウやセツブンソウが種になり、ユキワリイチゲ(キンポウゲ科)(写真1)やタチツボスミレ(スミレ科。学名Viola grypoceras)(写真2)が咲いていました。FESフラワーエッセンスエッセンスのバイオレット(学名 Viola odorata)の近縁種です。

 

その他には、トキワイカリソウ(メギ科)(写真3)、ニリンソウ(キンポウゲ科)(写真4)、水芭蕉(サトイモ科)(写真5)、ニシノオオタネツケバナ(アブラナ科)(写真6)などが咲いていました。

 

ワサビは咲いている花が遠かったので、またの機会に。

 

 

今回のキンポウゲ科の花たちは、FESフラワーエッセンスのバターカップ(学名 Ranunculus occidentalis)の近縁種ではありません。

どちらも学名にAnemoneがついています。

 

前回に登場した、FESフラワーエッセンスのフォーンリリー(学名 Erythronium purpurascens)の近縁種、カタクリ(学名 Erythronium japonicum)(写真1)。

 

バイモ(貝母。別名アミガサユリ)(ユリ科)(写真2、3)。

 

ヒトリシズカ(センリョウ科)も咲いていました(写真4、5)。

 

次回は、フラワーエッセンスの花や絶滅危惧種園に咲いていたカンアオイについてお送りします。

 佐々木

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佐々木さん、ありがとうございました。

春爛漫の植物園の雰囲気に写真を見ているだけでも心が弾みます♪

次回も楽しみにお待ちしています!