植物園の春を告げる花

~お知らせ~

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2月7日付のブログをご覧ください。

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メタ・バックエッセンス受講生の佐々木さんから、京都府立植物園に咲く春を告げる花をお知らせいただきました。

(これまでの花便り 京都府立植物園のツリフネソウ京都府立植物園その2その3その4(前編)(後編)冬の京都府立植物園(前編)(編後)1月の京都府立植物園(前編)(後編)

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2月の植物園です。

植物生態園にフクジュソウ(福寿草)が咲いていました(写真1)。フキノトウの芽も(写真2)。

 

そして、セツブンソウ(節分草)という指先に乗るくらいの小さな白い花も咲いていました。

青い雄しべが特徴的です。黄色い雄しべは蜜腺が変化したもので、白いのは萼片で、花弁はありません。

 

セツブンソウは、フクジュソウやユキワリソウと並ぶ、早春を告げる花です。

2007年に準絶滅危惧種に指定された希少な花で、国内では秩父や広島の中国山地に群生しているようです。

キンポウゲ科ですが、バターカップとは別の分類でした。

 

こちらは、咲いていた木の花です。

シナマンサクの木に黄色い花。花弁が細長いです。中国から昭和11年に来た木ですよ(写真1、2)。

隣りにミツマタの花芽のついた木があります(写真3)。

 

ロウバイの中でも花弁が細長いウンナンロウバイ(写真4)。

枝に沿って密集して咲くところがロウバイと違っていました。

陽射しが少し暖かい日だったので、ロウバイの木の下にいると、とてもよい香りに包まれ思わず天を仰いでいました。

 

最後に、冬芽と雄花序と赤い実です。

 

オオカメノキ(写真1)。

葉芽で万歳!花芽が顔に・・・バルタン星人?!

 

ツノハシバミの雄花序(アスペンの雄花のような尾状花序)(写真2)。

 

ヤブコウジ(十両)とセンリョウも見つけました。

万両とヤブコウジは見分けがつきません(写真3はヤブコウジです)。

 

ロックガーデンにはカマツカコケモモがありました(写真4)。

 

府立植物園の木でバックエッセンスの植物やその類縁種は、

ニレ(エルムの類縁)はあちこちにありました。

ベニバナトチノキ(レッドチェストナット)、

スモモ(チェリープラムの類縁種)、

オニグルミ(ウォールナットの類縁種)ももう1本ありました。

ラストの冬芽はオニグルミです(写真3)。

 

開花期にまた見に行きたいと思います。

 

もうすぐ梅が咲きそうです。寒さの中でも植物は生き生きしています。

  

  佐々木

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地面から顔をのぞかせた小さい花の姿や枝に咲く花の香りに、一足早い春の訪れが感じられますね。

佐々木さん、ありがとうございました!