1月の京都府立植物園(後編)

植物生態園の赤い実は、一両から十両、百両、千両、万両まであります。

一両は前回もご紹介したアリドオシ。

十両は探せていないですがヤブコウジ。

百両はカラタチバナ(これも未確認)。

千両は正月でお馴染みの。

万両は、たぶん植物園のあちこちに今あるのではないかと(写真1)。

一両と千両以外は、ヤブコウジ科ヤブコウジ属です。

 

コブシの隣りの南天(写真2)。

大きな木のクロガネモチ(写真3)。

地面の緑の葉に赤い実は、イワヒトデ(写真4)。

 

ノシランの青い実(写真5)。

アオツヅラフジの紫色の実は、毒のアルカロイドだそうです(写真6)。

 

昨年もありました、ロウヤガキ。葉は落ちて実だけに(写真7)。

つる性のムベの実(写真8。12月に撮影)

池に浮かぶの実(写真9)。

 

カワナツダイダイ(写真10)。

名前不明の大きな柑橘類(写真11)。

4日前にはなっていた黄色の大きな実は、切り株のところに置かれていました。

 

縦長の赤い実をつけているのは、アオキの仲間でしょうか(写真12)。

 

薔薇園には、この1月も咲いている薔薇がありました。

フランスのものが元気そうで、特に小さな小さな薔薇が印象的でした。

”ブランシュ・カスケード”という、色が緑やピンクの薔薇です(写真1、2)。

”エドガー・ドガ”は華やか(写真3)

”フリュイテ”はクリームとピンク色(写真4)。

日本の”うらら”はピンク(写真5)。

他にドイツのものもありましたが、枯れかけでした。

 

植物生態園のツリフネソウがあった小川のところは、かわりにワサビの緑の葉がありました(写真6,7)。

 

1月のメタ・バックエッセンス講座で、アスペンを学びました。

絶滅危惧種園に柳の仲間がありまして、ブラブラと垂れ下がる姿がアスペンの花序に似ていて興味をひかれました(写真8)。

 

クリスマスローズもありました(写真9)。

 

コロラドトウヒポプシーは、松科で銀色の葉の美しさに見とれました(写真10)。

 

アーモンドの木の冬芽(写真11)。

花が待ち遠しいです。

 

1月の催しは、寄せ植えハンギングバスケット展です(写真1~3)。

ずらりと並んだ中から、お気に入りの一つを投票します。

遠くから送られた作品もあるようです。

素晴らしいできばえで感心しました。

 

2月は草花展だそうです。

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佐々木さん、ありがとうございました!

厳しい寒さの中で咲く花、色づく実、そして力を蓄えながら春を待っている芽。

植物の逞しい生命力を感じました。