5月13日から大阪の上級コースⅡがスタートしました。
翌日の植物園でのフィールドワークを前に、植物観察の基礎となる多角的な視点を学びました。
バラ、ユリ、ラベンダー、わすれな草、ナスターシアム、ゼラニウム、ムスカリ、アリッサム、ルッコラ、、、etc、受講生が持ち寄った花々を前に、自然と笑顔になります。
一人ひとりが心惹かれる花と静かに向き合った後は、皆で同じ花を観察し、受け取った印象をシェアしました。花の声に耳を傾ける時間になりました。
皆で観察していた大輪のユリの花は、花が大きく開ききっていたのですが、皆で観察しながらシェアするうちに花びらがググッと持ち上がってきました。わずかではありますが、でも確実に。
まるで、ユリが私達の熱い視線を感じて背筋を伸ばしてくれたようでした。
花と私達はこうして交流しているのですね。
翌日の大阪市立大学理学部附属植物園でのフィールドワークの様子は、次回のブログにアップします。
箭内晴子