フラワーエッセンスがメディアで取り上げられるようになり、フラワーエッセンスを学びたい、セッションを受けたいという方が少しずつ増えてきました。
「癒されたい」というキーワードでお越しになり、身体の具合、内面の問題、精神的あり方は様々なのですが、実は「このままの私でありたくない」、「これは私らしくない」、「こんなはずではなかった」ということなのです。
人生をあきらめたように、また、自分に希望のかけらも見出せないようなことをおっしゃるけれども、魂が「そうではない」と叫んでいるのです。
フラワーエッセンスは、このような人生のプロセスにさしかかった方にとても有効に働きかけてくれます。
心身ともに健やかなバランスのとれた状態に導かれます。
アッという間にみるみる変化し、こちらがポカンとするような変身を遂げる方もあれば、じっくり確実に一歩一歩階段をふみしめて昇るような成長ぶりを発揮される方もあります。それぞれですが、必ず言えることは「後退することはない」ということです。
我々の身体は「自然治癒」という力が必ず修復しようとし、人生も又、どんなことがあろうと「精神」という力が前進し、経験し、成長するという方に向かわせてくれるのです。
心も身体も、自分であれこれしようとせず放っておくと、流れがはじまるように仕組まれています。
けれど我々は考える、心配する、不安になる、というふうに、自分で自分の邪魔をする。そうなるようにできているのです。
考えず、心配や不安も持たない、ただそこに咲くだけの花々の存在は理想的です。花たちが我々より偉いのではなく、そのようにできているのです。
そして私たちは花に「癒される」のではなく、あるがままの花にあるがままの自分が共鳴するのです。
自然界、それは人や動物、花、鳥、風や月や太陽、星、鉱物、水や光や色、音、香り、、、数え切れないほどの「もの」や「こと」がシンフォニーを奏でています。
この地球という星に生まれてきたからには、この星ごと体験し、味わってみたいと思いませんか?
自然界は我々を癒すために存在しているのではなく、共に体験するためここにいるのです。
フラワーエッセンスによって花を体験し、結果我々は「苦しみ」とは逆の体験をするだけのことです。
我々は好きでこの体験を選んでしているのです。苦しみも、喜びも。
そしてその体験こそが、自分という存在の光り輝く宝石なのです。
フラワーエッセンスを学ぶことにおいて、エッセンスの定義を知るということは単なる一部にしかすぎません。
それよりも、自由に、伸びやかに新鮮な感性と健やかな精神性を取り戻すこと、そして新しい価値観でこの世の中をみつめ直すことが重要な学びだと思います。
人生を、世界を、宇宙をみつめ直しましょう。
エルス代表 若狹由美